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比内地鶏とは

3比内地鶏

比内地鶏とは

 比内地鶏は秋田比内鶏の雄とロード種の雌を親にもつ一代交雑種です。その親鶏となる、比内鶏は古くから秋田県の県北地域で庭先で飼育されていた食用鶏です。江戸時代には、その味の良さから年貢として藩主に納さめられていたほど名声の高い美味しい鶏でした。ところが年月とともにその飼育数も減少の一途を辿りついには絶滅も危惧される希少種となってしまいました。そのなかにおいて転機となったのが「古くから伝わる比内鶏を保護して後世に残して行こうという運動がおこったことであり、地元での粘り強い後押しもあり、昭和17年に日本地鶏としての価値が国に認められ国の天然記念物に指定されることになりました。
 これによって古くから生息する「比内鶏」が手厚い保護をうけることになり、地元でも大変喜ばれた一方で、伝統的食習慣が断たれるという皮肉な結果も招いてしましました。こうした種の保存とともに、またそれにまつわる食風習の保護という観点から「独特の味わいと地域の産物をのこしていかなければならない」という声が高まり、数々の試行錯誤の結果、昭和48年:秋田県畜産試験場において誕生したのが「比内地鶏」なのです。(父方に秋田比内鶏の雄と母方に毛色また肉質において相性が良かったロード種の雌を交配。)